今年は、大雪で多くの積雪が有り、また当日夜は無風晴天で視界が良く、雪灯篭と数知れない雪洞（ぼんぼり）がとても映えていました。指定された米沢市役所に車を止め、送迎バスで会場の上杉神社周辺へ向かう。臨時バス停を降りると、煮込んだ玉蒟蒻と甘酒の振舞いを受け、上機嫌。会場に向かう歩道は、U字型に除雪してあり、1m位の高さの両側面に無数の雪洞が穿たれ中のローソクが足元を照らし会場へ人々を誘っている。会場では、基台を含め2m以上の高さの灯篭が数m間隔で並び、階段の両脇にはバケツで型を取ったと思われる小さな「かまくら」に灯が各段に点り、主催者の心使いが伝わってくる。写真コンテストが開かれていることも有り、カメラと三脚を担いだ写真家が大勢シャッターチャンスを狙う中、多くの外国人を含んだ数万人と思われる観光客が厳しい寒さの中、雪国ならではのイベントを楽しんでいた。会場を後にし、冷えた体を近くの「鷹山の湯」で温め、そこの駐車場で1泊。融雪のため温泉を駐車場に流しているからだろうか、車内はそれほど寒くはならなかった。翌日は、途中の「栗子国際スキー場」でスキーを楽しみ、帰郷。

SEKI@中野

会場には、雪で作られた数多くの灯篭の他に、雪の壁に穿った穴にローソクを灯した雪洞（ぼんぼり）が無数に設けられていました。今年の雪の多さ、を表していて、石碑の上に茸の傘の様に雪が積もっています。

雪で作られた碑で、基台の側面に奉納用のローソクを収められる空間が用意されていて、大勢の人が社務所で買い求めたローソクに火を灯しているので、あたりはかなりの明るさでした。